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スギのコンテナ苗について~植栽班Part2~

皆さんこんにちは!前回の山林MIBのブログに引き続き、植栽班の仕事PART2として、メインである『植栽』について話したいと思います。

 

 

今回は、スギのコンテナ苗についてです。花粉症の方は、少し抵抗があるかもしれませんが、花粉症対策として、少花粉スギが今後の主流になっています。スギは日本の土壌にあっていて、二酸化炭素の吸収率も高いです。こちらの写真がスギのコンテナ苗です。

 

コンテナ苗は、このように根っこがきれいにまとまっています。裸苗などと比べると、植えるのがとても簡単です!裸苗を植える時には、深めの穴を掘り、根を巻いて入れなくてはいけません。しかし、コンテナ苗は裸苗の時よりは浅めの穴に、苗を入れて植えるだけです。裸苗ほど、丁寧に植えなくていいことが利点です。

 

 

では、植え方について説明したいと思います。使う道具は、「鍬(くわ)」です。鍬をご存じの方からすると、なんだか幅が短くないかな?と感じるかもしれません。植えるのがコンテナ苗なので、このように、幅が小さい鍬を使用しています。金属部分が小さい分軽いので、大きいものより作業がとても楽になります。

 

 

鍬以外にもいろいろな植栽器具があります。最近では、コンテナ苗の植えやすさを活かせる道具もあります。こちらがその1つであるディブルです。これは、地面に刺して引き抜けば、コンテナ苗を植えるのに十分な穴が開きます。堅すぎる土壌や、斜面が急な場所での使用は難しいでが、簡単に植えることができます。

 

 

日本は降水量が多いため、木が育ちやすいです。山に行かなくても、私たちの身近なところに木々がありませんか?是非、その木々を見てみてください。立派に育っている木を見て、そのすばらしさを、感じていただけると嬉しいです。

 

次回は、「下刈り」について話していきたいと思います。

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